日々の活動をお届けする
東京柔専ブログ

授業紹介第5回「肩損傷」荒井先生

今回は、1年生 午前部の授業を担当されている荒井先生の『肩損傷』という授業を紹介します。

荒井先生といえば、本校のSNSではおなじみですよね。ミャンマーでトレーナー活動に携わったり、学生の実習の引率でホノルルに行ったり、大忙しの先生。

今回は荒井先生の授業を紹介します!

まず、「肩損傷」はどんなことを学ぶ授業ですか?

①HP.jpg


その名の通り、肩の損傷について学ぶ科目です。肩の骨折・脱臼・軟部組織について学びます。どんな損傷の種類があり、それがどのように発生し、どのように診断するのかということを説明しています。


② 先生が授業で工夫されているところはどんなところですか?

私が接骨院などで実際に見たことは、学生に伝えたいと思っています。だから授業では、ほぼ毎回実際の患者さんの写真を紹介します。今回も上腕二頭筋が少しずれてしまった患者さんを紹介しましたよね。ただ、身体に関する知識が完璧だったとしても、実際に施術できるかどうかとは違います。やっぱりたくさんの患者さんを診て、自分がどんな施術をしたのか、その経験を積み重ねることが大切です。

②.jpg

学生たちにもこの経験をしてもらいたいし、柔道整復師の世界で勝負していくのなら、ぜひ在学中に研修1して欲しいと思っていますよ。研修で見た怪我が、学校の授業で出てきたときに、「そうだったんだ!」と思ってほしい。実際に見たものと座学の授業で教わったものがリンクすれば、絶対忘れないですからね。



③ 学生に身につけてもらいたいのはどんなことですか?

この前行われた認定実技試験2では、患者さんとのやり取りを想定して、話をする場面があります。そのときになかなか話せない学生も数人います。セリフを全部覚えようとしているから緊張してセリフを忘れて話せなくなってしまってね...。でもこの仕事に就くなら臨機応変に対応できる力やコミュニケーション力を身につけて欲しいと思っています。

この仕事は、その周囲の状況に応じていくことが大切ですからね。トレーナー活動もそうです。選手たちが怪我をしたら、どこが痛いかをしっかり聞き出さないといけないし、もし痛みが強くて選手たちがうまくこちらに伝えられなかったとしても、触診でどこが悪いかを診ていかないといけない。周りの状況を見ながら、怪我を治すための最善の方法をとることができるようになって欲しいと思います。

③HP.jpg



柔道整復師という職業を目指すにあたって必要なことは何ですか?


柔道整復師という資格は、医療系の国家資格です。そして、健康保険が適用される治療を行えるのは、数ある医療系の国家資格の中でも、医師と歯科医師だけです。しかし、柔道整復師も特例として保険適用ができる治療を認められています。病院に行くときって保険証を出しますよね?それは健康保険が適用されるからです。
健康保険ってどんなときに適用されるかというと、"緊急な場合"だけになります。どこかが痛かったり、異常な状態になっていたり、そういう"緊急な場合"を治したいときのみに健康保険が適用されます。歴史的な話をすれば、昔は接骨院に入院するような事例もあったくらいで、そういった医療行為が許されている資格です。それだけ重みのある資格ですから、学生たちには医療の道に進むという自覚とプライドを持って勉学に励んで欲しいと思っています。


*1研修:接骨院や整形外科などでアルバイトをすること。

*2認定実技試験:卒業試験の前に行う実技試験。

医療の道を志したことを自覚し、立派な柔道整復師になってもらいたいと話してくれた荒井先生。今回の授業では、スポーツを例に出し、怪我の状況について話してくれました。その怪我を判断するための検査方法も教わります。実際に検査をする際には、患者さんの腕を動かしていくので、授業の中で、近くの席の人とその検査方法を試してみる時間もあります。座学ではありますが、クラスメイトと話し合ったり、授業で出てきた筋肉を触ってみたり、実技のようなことも行います。

④HP.jpg


上の写真は、先生のボディビルポーズ。これは決して遊んでいるわけではなく...筋肉を目立たせるためにはこのポーズ!目立たないようにするにはこれ!なんてことで、ポージングの時間になりました。授業の中では、日常生活に関わる興味深い話をたくさんしてくれますので、あっという間の90分でした。

OPEN CAMPUS

来て、見て、触れて、オープンキャンパス

閉じる