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東京柔専ブログ

2024/5/1

卒業生紹介Vol.7-海外で活躍する卒業生-

約70年の歴史がある本校の魅力は、何といっても卒業生が多いこと!

今回は日本のみならず海外でも活躍する卒業生をご紹介します。

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米国ケイラーハリソン選手オリンピック2大会金メダル.jpg

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浅沼 剛成先生

海外駐在員として企業で勤務後に社会人で当校へ入学し、柔道整復師の資格を取得。

現在は八丈島にて接骨院院長とデイサービスの運営、オリンピックや国際大会での救護員やトレーナー活動、カンボジアでの開業と、地域と世界、医療とトレーナーも包括して幅広く活躍されています。

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Q.柔道整復師の資格を取得しようと思ったきっかけは何ですか?

学生時代に柔道をしており、指導の先生の周りに接骨院の関係者が多く、ケガをした際に接骨院の先生に大変お世話になりました。

学生時代は柔道を通じた国際交流から「外国に行ってみたい、住んでみたい」という気持ちがあり、大学卒業後は通信機器メーカーや香港企業に就職し海外駐在員になりました。しかしバブルがはじけ、その夢も長くは続きませんでした。

28歳の時、改めて職業を考えたときに人に喜んでもらえる仕事として柔道整復師を目指そうと決めました。

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Q.学生時代に印象に残っていることを教えてください。

.私の学生時代は、今のように学校での研修や課外活動など一切無く、接骨院の院長のところに弟子入りをして住み込み、寝食を共にするという世界がまだ残る時代でした。

私は年齢も高かったので、卒後すぐに開業出来るような技術を身につけさせて頂けるような先生を探し、当時、東京柔道整復専門学校の理事でもあった菅原勇勝先生のところに運良く弟子入りをさせて頂きました。

当時は、弟子(研修生ではないのでお給料ではなくお小遣いです。笑)5人で暮らし、1日のほとんどの時間を接骨院で過していました。

また、私は柔道部でもありましたので毎週土曜日の授業後に稽古をし、がんばって全国大会等に出場しました。

今も当時のクラスメイトの仲間とは同業経営者として連絡を取り、技術や経営などの情報交換や、会うことでパワーを頂いております。

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Q.資格取得後から現在に至るまでの仕事内容を教えてください。

国家試験合格後は、レントゲンの読影を勉強するため千葉の整形外科で勤務。その後、東京柔道整復専門学校よりお声がけを頂き、海外駐在員(米国サンフランシスコ)として8年勤務しました。

帰国後は杏文接骨院の副院長として2年勤務した後、父の故郷である八丈島にひょうたん島接骨院を開業、その後、株)ウェルネスファームひょうたん島として法人化し、リハビリ型デイサービスあそんでおじゃれを開設しています離島での柔道整復師の出来ることを模索し、島でのスポーツイベント・スポーツ合宿・高齢者や一般島民の健康指導や体操教室など、八丈町との連携を作り現場研修の場として、八丈町と東京柔道整復専門学校との業務提携にも力を注ぎました。

一方、トレーナー活動としては、米国時代よりアメリカ柔道連盟の医療委員長としてチームに帯同し、北京オリンピックを始め、3度の世界大会を経験

帰国後も日本大学の柔道部のトレーナーを経験し、その間にもリオオリンピックや多数の国内大会、国際大会の救護活動やチームの帯同を経験しています。

東京オリンピックでは、名誉なことに柔道競技大会救護員として指名頂き、連日日本武道館にて救護活動をお手伝い致しました。 

東京オリンピック救護チーム.JPG

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現在は日本大学卒業生のカナダ人柔道選手のトレーナーとして、国際大会に帯同しております。

また、昨年10月にはカンボジアプノンペンにてSEKKOTSUIN TSUNAGUを開業し、カンボジアで柔道整復師として活動を新たに始めたところです。

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Q.お仕事のやりがいは何ですか?

今も昔も自分が直接、手を施したことで、患者様から「痛みが消え、楽になった。ありがとう。」 という言葉を聞くことが、やりがいです。

師匠の菅原先生からは、「浅沼に診てもらいたいと思う患者さんを作れ」とよく言われました。それを今も心にとめて患者様と毎日接しております。

同じ毎日はありませんし毎日が勉強です。

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Q.将来、柔道整復師やトレーナーとして活躍したい高校生に対して、今のうちからやっておいた方が良いことなどアドバイスはありますか?

トレーナーと呼ばれる人(職種)はいっぱいありますが、どれも決して楽な仕事ではないはずです。特に、アスリートに帯同するトレーナーである我々には、休日も夜も昼もないです。華やかなイメージしかありませんが、アスリートの活躍があっての我々です。アスリートに時間やその他の優先が出来ない人には、難しいかと思います。

また、国際大会などの救護員では医療従事者の一員として、医師を始めとする医療資格者と一緒に活動を行います。従って、最低限の医療マナーや知識、救急搬送などの技術が要求されます。

ここ最近は、世界で活躍するアスリートが増えております。トレーナーとして帯同したいのであれば、英語を今から勉強して下さい。現地で選手自身に負担をかけず、自分で行動できることが必須です。

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浅沼先生、インタビューのご協力ありがとうございました!

今後の更なるご活躍を応援しています!

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