柔道整復術の将来を担う「人財」の育成

建学の精神・教育理念

柔道整復師の養成施設として、
一貫した教育理念に基づく
「人財」教育を実践しています。

理事長・校長挨拶

人それぞれが自らの新しい能力を発見し、磨き、それをもって社会に貢献する。 人それぞれが自らの新しい能力を発見し、磨き、それをもって社会に貢献する。

本校は、1953年に設立した柔道整復師の養成機関です。以来、半世紀以上にわたり、一貫して「人格の陶冶」を建学の精神として掲げ、気品と教養を身につけた「人財」の育成を目指しています。
現代は学歴を背景として、良い就職をすることだけで、安定した幸福な一生を約束してくれる時代ではありません。言い換えれば、しっかりと学び、自らの能力を磨かなければならない時代です。人は皆、素晴らしい能力をもっています。隠された能力を自ら発見し、それを磨き、社会に役立てることができれば、最高の人生と言えるのではないでしょうか。「あなたがあって私がある」即ち「利他の心」が医療人としての柔道整復師が目指すべき本来の姿です。
本校での3年間を足がかりに、「知・情・ 意」のバランスがとれた柔道整復師を目指してください。皆さんが、自分と社会の未来に向けて希望と意欲を沸き立たせられる「場」となることが、本校の役割であると考えています。

学校法人 杏文学園
理事長 高山雅行

柔道整復師が厚生労働省所轄の国家資格であることからも明らかなように、柔道整復師は医療従事者として、チーム医療の一員だと私は考えます。病院の内にいなくても整形外科医と連携による活動が期待されます。
本校卒業生の国家資格取得後の進路も柔道整復師として整骨院開業だけでなく、アスリートのケアを専門とするスポーツトレーナーから高齢者の身体の痛みの緩和を通じた健康長寿のお手伝いに至るまで幅広い分野となっています。ぜひ、卒業後をイメージして自分磨きに精進してください。
3年間のカリキュラムの中には、理解が難しい部分もたくさんあるとは思います。そこは、我が校の教員方が親身に指導しますので一緒に学ぶクラスの仲間と共に切磋琢磨してしっかりついてきてください。皆さん全員が、無事3年間を修了し、国家試験に合格され、社会で活躍されることを心から願っています。

東京柔道整復専門学校
校長 山崎健太郎

建学の精神

“人格の陶冶” 本校の建学の精神は、「優れた柔道整復師の育成と その人財面における人格の陶冶」にある。

教育理念

本校「建学の精神」に則り、品位ある人間性溢れた医療従事者、優れた研究者、およびそれらを育成する教育者を養成するため、本校の教育理念を次のとおり定める。

「知」を磨くあくなき探究心の醸成 専門知識と技術の修得を常に求め続ける。 「情」を育む健全な心身の鍛練 厳しい心身の鍛錬を通じて常に他を思いやる心を磨く。 「意」を明らかにする強い信念の確立 不動の決意と実践、そしてその継続が真の自負心を養う。

東京柔道整復専門学校ディプロマ・ポリシー(卒業認定方針) 東京柔道整復専門学校ディプロマ・ポリシー(卒業認定方針)

本校は、建学の精神に則り、「必要な知識及び技能を修得せしめることによって、優秀なる柔道整復師を養成すること」を目的としており、教育理念「知・情・意」に基づき、卒業までに身に付ける資質・能力と卒業認定の基準を示す。卒業認定は所定の単位修得、実習・技能評価および学内基準による総合評価を満たした者に卒業を認定する。

知(専門知識・判断力・臨床技能の統合)
1.柔道整復師に必要な知識(基礎医学および臨床知識など)を体系的に理解し、根拠に基づく技術を安全かつ適切に実施できる基本的な臨床実践能力を有している。

情(人間性・倫理観・対人能力・社会性)
2.多様性を尊重し、礼儀・礼節を備え、敬意と思いやりの心をもって他者(患者・同僚・地域の方など含めた考え方)に接することができる。
3.患者の背景(心理・立場・環境・状態)に配慮したコミュニケーションができる。
4.チーム医療において、相手の意見を尊重し、自分の考えを論理的に分かりやすく伝え、建設的なコミュニケーションができる。

意(主体性・使命感・探究と成⾧・職業倫理)
5.柔道整復師としての使命を自覚し、多領域(地域・福祉・スポーツ分野など)における医療・健康支援に主体的に取り組み、社会に貢献することができる。
6.常に進歩する医療と変化する社会情勢に対して興味・関心を持ち、生涯に渡り研鑽を積む習慣を備えている。
7.専門職としての職業倫理と法令を遵守する精神を徹底し、誠実かつ責任ある行動を通して社会の信頼に応えることができる。