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東京柔専ブログ

2026年5月20日

[コラム]柔道整復師を目指すには専門学校 or 大学 どちらがおすすめ?

柔道整復師になりたいと考えたとき、まず悩むのが「専門学校」と「大学」のどちらに進学するべきかという点ではないでしょうか。どちらも柔道整復師を目指せる場ですが、通学年数や学費、学習内容など、それぞれに異なる特徴があります。
この記事では、柔道整復師を目指すうえでの進学先として「専門学校」と「大学」の違いや共通点を比較しながら解説します。

 

柔道整復師を目指すには専門学校がおすすめ!

柔道整復師を目指す場合、専門学校と大学のどちらに進学するかは重要な選択となります。ここでは、それぞれの特徴や違いを比較しながら紹介します。

 

項目 専門学校 大学
通学年数 3年 4年
取得できる学位・称号 専門士(称号) 学士(学位)
学費目安 約300万〜500万円 約600~700万円
学習内容 柔道整復に特化した専門的なカリキュラム。 語学や社会学など一般教養も幅広く学べる。
通学環境 1日の講義時間が短い学校が多く

社会人でも通いやすい

朝~夕方、夜まで講義
就職活動 学校主導の就職支援が充実。プログラムに沿って進めやすい 実習の申し込みや企業への応募などを自分で積極的に行う必要がある
メリット ●    柔道整復師に必要な学習に集中できる

●    3年で国家試験の受験資格が得られる

●    学費を抑えやすい

●    就職支援が手厚い

●    柔道整復以外の知識も学べる

●    専門学校よりも進路変更の選択肢が広い

デメリット ●    授業スケジュールが詰まっており忙しくなりやすい

●    途中での進路変更がしにくい

●    学費が高めになる傾向

●    自分で計画的に行動する必要がある

 

専門的な学習に特化している

専門学校では、柔道整復師になるために必要な知識と技術に特化したカリキュラムが用意されています。解剖学や生理学、運動学、衛生学といった専門科目を効率よく学べるため、柔道整復師として必要なスキルをスムーズに身につけられます。
また専門学校は職業教育に特化した機関であるため、現場ですぐに活躍できるように実践的な授業も多く組み込まれています。在学中から現場を意識した学びができ、専門機器の使用方法や患者とのコミュニケーションの取り方まで実践的に学べます。
さらにスポーツ分野や介護分野に特化したスキルを学べる専門学校もあり、自分の興味や進みたい分野に合わせて、将来を見据えた学びができるのも専門学校の強みです。すでに柔道整復師を目指すと決めている人にとっては、就職までの道のりを効率的に進められるのが大きな魅力となるでしょう。

 

3年間で国家資格の受験資格が得られる

柔道整復師として働くためには、「柔道整復師国家試験」に合格し、国家資格を取得することが必須です。国家試験を受けるには、文部科学省や厚生労働省が定めた教育課程を修了する必要があり、柔道整復学科のある4年制大学や3年制の短期大学、または専門学校で、必要な科目を3年学ぶことで受験資格が得られます。
つまり専門学校の場合は、3年間という短い期間で受験資格を取得できるため、大学よりも早く国家試験にチャレンジできます。効率よく資格取得を目指したい方や、できるだけ早く現場で働きたいと考えている方には、専門学校がおすすめです。

 

学費を抑えられる

柔道整復師を目指すうえで気になるのが、学費などの経済的な負担です。専門学校は、3年間の総額が300万〜500万円ほどであることが一般的です。一方、4年制の大学では、学費がトータルで600~700万円ほどかかるケースもあり、比較すると専門学校のほうが300万円ほど安く抑えられる傾向にあります。
少人数制の授業を取り入れている学校も多く、学費を抑えながらきめ細やかな指導を受けられるのも魅力の一つです。経済的な負担を抑えつつ、しっかりと技術を身につけたい方にとって、専門学校は現実的で魅力的な選択肢といえるでしょう。

 

業界とのつながりが太く就職支援が手厚い

専門学校の大きな魅力の一つが、柔道整復業界との強いつながりと、手厚い就職支援体制です。多くの学校では、求人票が学校に直接届くことも珍しくありません。
また、現場経験を持つ講師が多く在籍しているため、業界に詳しいリアルなアドバイスが受けられるのも大きなメリットです。

卒業生とのつながりが深く、直接アドバイスをもらえる機会もあるほか、教職員が一体となり相談に乗ってくれるため、安心して就職活動に取り組めます。

 

柔道整復師の専門学校と大学の違い

ここからは専門学校と大学の違いについて見ていきましょう。
 

【違い1】学校に通う年数

柔道整復師を目指すには、大学または専門学校で決められた課程を修了し、国家試験の受験資格を得る必要があります。ただし、通う年数には違いがあります。
専門学校の場合は、3年間で卒業できるため、比較的短期間で国家試験の受験資格を取得できます。できるだけ早く現場に出て働きたいという方にとっては、大きなメリットです。
一方、大学では4年間の在学が必要です。柔道整復に関する専門的な学びに加えて、語学や社会学などの一般教養も学べるため、幅広い知識を身につけられるのが特徴です。将来の選択肢を広げたい方には、大学での学びが適しているでしょう。
 

【違い2】学ぶ内容の幅

専門学校は実践的な学習に特化しているのに対し、大学ではより幅広い分野を学べる点が大きな違いです。

専門学校では、柔道整復師として現場で活躍するために必要な知識や技術を集中的に学べます。実技を重視したカリキュラムが多く組まれており、在学中から現場を意識した実践的なスキルを身につけられます。卒業後すぐに即戦力として働けるように、専門性の高い教育が特徴です。

一方、大学では柔道整復に関する学びに加えて、語学や社会学などの一般教養科目も履修します。幅広い分野の知識を学ぶ機会があり、自分の興味や将来の進路に合わせて科目を選択できるのが魅力です。卒業には所定の単位を取得する必要があり、柔道整復以外の視野も広げられる点が大学ならではの特長といえます。
 

【違い3】学費の高さ

通学期間の長さに比例して、大学のほうが専門学校よりも学費が高くなる傾向があります。目安としては、大学では4年間でおよそ600~700万円、専門学校では3年間で300万〜500万円程度が必要になると考えておくとよいでしょう。
また、学費以外にもさまざまな費用がかかります。たとえば、実習で使用する教材や参考書の購入費用、通学のための交通費、一人暮らしをするなら家賃や生活費なども考慮する必要があります。
専門学校や大学にかかる費用に関しては、経済的負担をサポートする制度も充実しています。奨学金制度や国の教育ローン、さらには学校独自の奨学金制度など、さまざまな支援が用意されています。
「学費が不安で進学を迷っている」という方は、こうした制度を一度調べてみるのがおすすめです。制度をうまく活用すれば経済的な不安の軽減につながるでしょう。
 

【違い4】サークル活動の有無

専門学校と大学では、学生生活のスタイルにも違いがあります。その一つがサークル活動の有無です。
専門学校では実技や専門的な学習に重点を置いたカリキュラムが組まれており、授業や実習にかける時間が多くなる傾向があります。そのため、大学と比べるとサークル活動に充てる時間が限られることが一般的です。

一方、大学は学生数が多く、広いキャンパスや運動施設を備えていることが多いため、サークルや部活動の種類が豊富です。学部や学年を越えた交流の場も多くあり、自分の趣味や関心に合った活動に参加しやすい環境が整っています。カリキュラムも比較的柔軟に組めるため、勉強とサークル活動を両立しやすい点が特徴です。
専門学校と大学どちらも、学校によってサークルの有無や種類は異なります。勉強以外の時間をどのように使うかを考えることも、充実した学生生活につなげるために大切なポイントです。

 

【違い5】得られる学位・称号

専門学校と大学では、卒業後に得られる学位や称号に違いがあります。
大学を卒業すると「学士」という学位が与えられます。一方、専門学校を卒業した場合は「専門士」という称号が授与されます。
「学位」とは、どれだけの年数と内容の教育を受けたかを示す基準で、博士・修士・学士・短期大学士などの種類があります。学位を持っていることで、自分がどの分野でどの程度の専門知識や研究力を有しているかを、客観的に示せます。
そのうち「学士」は、4年制大学の学部を卒業すると得られる学位です。卒業後に大学院へ進学する道も開かれています。
一方「専門士」は、2年以上の専門課程を修了した専門学校の卒業生に与えられる称号です。学位ではありませんが、国内では短期大学士と同等に扱われ大学への編入学なども可能です。
将来の進路やキャリアプランに応じて、学位・称号の違いを理解し、進学先を選ぶことが大切です。

 

柔道整復師の専門学校と大学の共通点

ここまで専門学校と大学の違いについて解説しましたが、それぞれには共通点もあります。

 

【共通点1】柔道整復師国家試験の受験資格が得られる

柔道整復師の国家試験を受けるには、指定された教育機関で一定期間学び、必要なカリキュラムを修了することが条件です。具体的には、文部科学大臣が指定した学校、あるいは都道府県知事が指定する養成施設(専門学校)で、3年以上の教育を受ける必要があります。
そのため、専門学校・大学のどちらを選んでも、卒業すれば国家試験の受験資格が得られます。

 

【共通点2】専門知識や実践的なスキルの習得ができる

専門学校と大学のどちらも、柔道整復師養成校としての認可を受けているため、国家試験の受験資格を得るために必要な教育内容がしっかりと整えられています。
そのためどちらに通っても、柔道整復師として求められる専門的な知識や技術をしっかりと学べる点は共通しています。

 

【共通点3】卒業後の活躍の場所

専門学校・大学を問わず、柔道整復師の資格を取得すれば、卒業後の活躍の場は幅広いです。整骨院・接骨院をはじめ、整形外科などの医療機関、スポーツの現場、介護施設や福祉分野などが主な就職先です。また、経験を積んで独立開業を目指す人も少なくありません。
どちらの進路を選んでも、資格取得後は同じように柔道整復師として活躍できます。

 

専門学校がおすすめな人

柔道整復師をできるだけ早く目指したい人には、専門学校がぴったりです。3年間で国家試験の受験資格が得られるため、短期間で現場デビューを目指せます。実践的なカリキュラムにより、就職後すぐに活躍できる即戦力を養うことが可能です。
また、大学に比べて学費が抑えられる点も魅力で、経済的な負担を軽減したい方や、社会人からの再進学にも適しています。具体的には以下のような方におすすめです。

  • 最短で国家資格を取得したい
  • 卒業後すぐに現場で働きたい
  • 将来的に整骨院・接骨院を開業したい
  • 実践的なスキルを重視したい
  • 学費を抑えて進学したい
  • 働きながら学びたい(転職やキャリアチェンジを目指す社会人)

専門学校は、短期間で専門知識と技術を効率よく習得でき、早期にキャリアを形成したい方に適した進路です。

 

大学がおすすめな人

時間をかけてじっくりと柔道整復師を目指したい方には、大学進学が向いています。4年間の学習期間を通して、柔道整復に関する専門知識はもちろん、語学や社会学などの幅広い教養を身につけられます。具体的には以下のような方におすすめです。

  • 幅広い教養や理論的な知識を深く学びたい
  • 柔道整復以外の分野にも興味がある
  • 時間をかけてじっくり進路を考えたい
  • 将来、大学院進学や別分野への進路変更も視野に入れている
  • 学びながらサークル活動や多様な学生生活も楽しみたい

大学は、専門性と教養の双方を深めたい方に適しており、将来の選択肢を広げたい方に適した進路です。

 

まとめ

柔道整復師を目指す道として「専門学校」と「大学」のどちらにもそれぞれの魅力があります。大学では幅広い教養や理論的な知識をじっくり学べる一方、専門学校は3年間という短期間で国家試験の受験資格を得られ、より実践的なスキルを効率よく習得できます。
どちらを選んでも柔道整復師の受験資格が得られますが、「できるだけ早く現場に出て働きたい」「即戦力を目指したい」といった場合は、専門学校への進学がおすすめです。

なかでも「東京柔道整復専門学校」は70年以上の歴史と実績を誇り、実践力を重視した教育が特徴です。スポーツ系資格の取得支援も充実しており、将来を見据えたスキルをしっかりと身につけられます。

興味のある方は、ぜひ東京柔道整復専門学校のオープンキャンパスへご来校ください。

 

「東京柔道整復専門学校 オープンキャンパス」