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2026年9月18日
[コラム]柔道整復師の平均年収を紹介!ボーナスや福利厚生は?
柔道整復師は、いったいどれくらいの年収が見込めるのか、また、高収入が叶う職業なのか、気になっている方はいませんか。この記事では、柔道整復師の年収を年齢別や地域別に紹介します。また、ほかの職業の年収との比較や、年収を上げる方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
柔道整復師の平均年収
柔道整復師の平均年収は約454.2万円で、初任給はおよそ24万円です。2025年卒大学生の総合職の初任給平均が約22.5万円となっているため、やや高い水準であることがわかります。
このことから、一般的な企業に就職するよりも、柔道整復師として働き始めたほうが収入面では有利である、といえるでしょう。今後さらにスキルや専門性を高めていけば、さらなる収入アップが見込めます。さらに独立開業すれば、さらなる収入アップが目指せるでしょう。
年齢別の平均年収
続いて、柔道整復師の年齢別の平均年収を紹介します。
- 20~24歳:およそ334万円
- 25~29歳:およそ405万円
- 30~34歳:およそ443万円
- 35~39歳:およそ498万円
- 40~44歳:およそ517万円
- 45~49歳:およそ543万円
- 50~54歳:およそ477万円
- 55~59歳:およそ554万円
- 60~64歳:およそ471万円
柔道整復師の年収は年齢とともに上昇し、40~50代でピークを迎える人が多いようです。その後はやや減少傾向にあるものの、開業すれば定年を気にすることなく長く働けるため、60歳を超えても現役で活躍でき、収入も得られます。
経験年数別の平均給与
続いて、経験年数別の平均給与を紹介します。
- 0年~:およそ24万円
- 1~4年:およそ26万円
- 5~9年:28万円
- 10~14年:30万円
- 15年~:34万円
柔道整復師の平均給与は、経験年数に応じて上昇していく傾向にあります。特に15年目以上になると、給与が大きくアップするようです。おそらく、経験を積むことでスキルと知識が磨かれ、仕事への信頼度が高くなることが関係しているのでしょう。
また、ある程度の経験を積むことで、管理職に昇進したり、独立開業したりする人も増えることから、給与が上昇していると考えられます。つまり柔道整復師は、経験を積むことでキャリアの幅も広がり、安定した収入が見込める職業であるといえるでしょう。
地域別の平均給与
柔道整復師の地域ごとの平均年収は、以下のとおりです。
- 北海道:およそ431万円
- 青森県:およそ439万円
- 栃木県:およそ472万円
- 埼玉県:およそ406万円
- 千葉県:およそ468万円
- 東京都:およそ503万円
- 愛知県:およそ480万円
- 大阪府:およそ410万円
- 広島県:およそ439万円
- 福岡県:およそ483万円
- 沖縄県:およそ410万円
地域別にみると、柔道整復師の平均年収は400~500万円でした。福岡県や東京都、愛知県といった都市部では高い年収が期待できる一方、北海道や沖縄などはやや年収が下がる傾向にあるようです。
このことから柔道整復師の給与は、各地域の患者数や医療機関の規模、物価水準に影響を受けていると考えられます。柔道整復師として高収入を得たいと考えている方は、都市部での就職を検討してみるとよいでしょう。
柔道整復師のボーナス・賞与は?
柔道整復師のボーナス・賞与は、およそ65万円です。冬季と夏季の年2回ボーナスが支給されると考えると、1回の支給額はおよそ38万円になります。ボーナスの額は勤務先の規模や就業年数、個人の評価などによって異なりますが、定期的に賞与があるということは、安定した収入につながるでしょう。
ただし、独立開業した場合はボーナス制度がないため賞与は支給されません。そのかわり、経営努力次第で収入が大幅に上がる可能性があります。
柔道整復師の福利厚生
柔道整復師の福利厚生は勤務先の規模によって異なりますが、一般的には以下のものを完備しているところが多いようです。
- 社会保険(健康保険・雇用保険・厚生年金・労災)
- 年次有給休暇
- 産休・育休制度
- 定期健康診断
このほか、住宅手当、転居費用の一部負担、特別休暇制度などを設けているところもあります。一般的に、規模が大きいところほど福利厚生が充実しているといえそうです。
また、柔道整復師は開業が可能なことから、独立支援制度を設けている施設もあります。柔道整復師としての就職先に迷ったら、福利厚生をチェックしてみるのもひとつの方法です。
柔道整復師と他の職業との年収を比較
柔道整復師とそのほかの医療および福祉系の年収を、以下の表にまとめました。
| 職業 | 平均年収 |
| 柔道整復師 | およそ454.2万円 |
| 理学療法士 | およそ443.6万円 |
| 鍼灸師 | およそ454.2万円 |
| 作業療法士 | およそ443.6万円 |
柔道整復師の平均年収はおよそ430.2万円で、同じく国家資格が必要な医療・福祉系の職種である鍼灸師と同じ水準です。一方、理学療法士および作業療法士の平均年収はともに約444.2万円で、柔道整復師よりもやや低くなっています。
柔道整復師や鍼灸師は接骨院・整骨院や治療院での勤務、もしくは独立開業といった働き方がほとんどです。勤務形態や地域によって収入に差が出やすい部分も大きく、理学療法士や作業療法士よりも全体的に年収がやや高い傾向になると考えられます。
柔道整復師は独立開業が可能なため、年収は個人の経営努力によって大きく変動することも多いでしょう。
柔道整復師の年収を上げていく方法
柔道整復師には、努力次第で年収をさらに上げる方法があります。いくつかピックアップして紹介しましょう。
在学中に必要知識をたくさん学んでおく
柔道整復師としての年収を早期に上げるには、養成校選びが重要です。即戦力として活躍できるスキルや知識が身につくカリキュラムを用意している学校や、現場実習が充実しているところを選べば、就職してからすぐに活躍できます。
また、就職先の選択肢が豊富な養成校に通えば、年収の高い就職先を紹介してもらえるでしょう。卒業後も勉強会や研修を開催してくれる学校なら、就職後も継続してスキルが磨けるため、早めの昇給が期待できます。
柔道整復師の養成校を選ぶ際は、十分な知識と技術が身につくか、サポートが充実しているかどうかをチェックしましょう。
就職後は経験を積んで信頼を高める
就職後も経験をしっかり重ね、スキルを伸ばすことで年収アップが目指せます。患者さん一人ひとりに寄り添う施術を心がけて患者さんの信頼を高められれば、施設内での評価が上がり昇給する可能性があります。
インセンティブがある施設に就職すれば、リピーターの患者さんが増えるごとにさらなる収入が見込めるでしょう。また、就職後も研修や勉強会に積極的に参加して、知識やスキルをアップデートすることも重要です。施設内での評価が高まれば、管理職や責任者を任されるチャンスが高まり、結果的に年収がアップするでしょう。
追加で資格を取得していく
就職してある程度たち、時間と気持ちに余裕ができてきたら、鍼灸師などの資格を追加で取得するのもおすすめです。資格手当が支給される施設なら、追加で資格を取ればその分収入も増加します。また、ダブルライセンスを取得することで業務の幅が広がり、より専門性の高い施術ができるようになるため、収入アップが見込めるでしょう。
鍼灸師などの国家資格を取る際は、柔道整復師と同様に、養成校に通わなければいけません。夜間の専門学校なら働きながら通えるため、柔道整復師としてのキャリアを継続しながら資格取得が目指せます。
お給料だけじゃない!柔道整復師になるメリット
柔道整復師になれば、安定した収入を見込めるだけでなく、そのほかにもさまざまなメリットがあります。それぞれについて詳しく解説しましょう。
国家資格のため信頼性が高い
柔道整復師は国家資格です。国家試験に合格し、免許を取得できた人だけがなれる職業のため、その分社会的信頼が高いというメリットがあります。
近年、柔道整復師の国家試験の合格率は50~60%で、難易度としては比較的高い傾向にあります。柔道整復師の国家資格を取得できれば、確かな技術と知識を有していることの証明にもなるため、キャリアアップにもつながりやすいでしょう。
また、柔道整復師の国家資格は、一度取得すれば生涯有効なので、将来出産や子育て、介護などで現場を離れても社会復帰しやすい、というメリットもあります。
高齢化社会のため今後も需要がある
柔道整復師は、高齢化社会での需要が高いため、将来性のある仕事として注目されています。
たとえば柔道整復師は、接骨院や整骨院で働くだけでなく、機能訓練指導員として介護施設でも活躍できます。機能訓練指導員とは通所介護サービスおよび介護施設などで利用者さんにトレーニングを行い、身体機能の維持や向上を目指す職業です。
デイサービスでは、機能訓練指導員を1名以上配置することを義務付けられています。深刻な人手不足に悩む介護業界にとって、専門的な知識やスキルを持つ機能訓練指導員として活躍できる柔道整復師は、貴重な人材です。今後、高齢化社会はますます加速すると予想されることから、柔道整復師のニーズはさらに高くなる、と考えられるでしょう。
働く場所や活躍の場が多い
柔道整復師は、整骨院や接骨院だけでなく、さまざまなフィールドで活躍できる、というメリットがあります。前述したとおり、介護の分野では、機能訓練指導員として、介護施設や通所デイサービスでの需要が高まっています。
また、スポーツトレーナーとして、スポーツ分野で働くことも可能です。スポーツトレーナーとしては、スポーツジムで働くだけでなく、クラブチームやプロスポーツチームの専属トレーナーとしてアスリートをサポートする仕事もあります。
スポーツトレーナーのおもな仕事は、ケガの応急手当や回復、選手のコンディション調整、トレーニングプログラムの作成などです。このように柔道整復師は、医療分野だけでなく介護分野やスポーツ分野など、さまざまな場所で働けるのが特徴です。
将来、独立開業もできる
柔道整復師は開業権があるため、将来独立開業できるのも大きな強みです。開業することで、自分の理念と技術を活かした施術ができるようになるため、仕事のやりがいも増すでしょう。
また、保険施術だけでなく自費施術のメニューも上手に取り入れることで、収入の大幅アップも見込めます。
さらに、独立開業すれば定年がなくなるため、生涯現役で長く活躍できます。ライフイベントに応じて仕事の量を調整できるため、ライフワークバランスを実現できるでしょう。開業は誰でも簡単にできることではありませんが、柔道整復師としてスキルと知識を磨き、経営についてもしっかり学べば、成功する可能性は非常に高くなります。
柔道整復師で安定して働くには学習環境が大切!
柔道整復師として成功するには、養成校選びが非常に大切です。国家試験の合格率や就職率、施設の充実度など総合的に判断して選ぶようにしましょう。東京柔道整復専門学校は、創立70周年を誇る歴史ある柔道整復師の専門学校です。柔道整復師の専門性に特化したカリキュラムが特徴で、現場で即戦力として活躍できる知識とスキルが身につきます。
また、柔道整復師の国家試験対策も万全で、高い合格率を誇ります。卒後研修など卒業生へのサポートも充実しているため、卒業後もスキルアップが図れます。現在東京柔道整復専門学校では、オープンキャンパスを開催中です。気になる方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
まとめ
柔道整復師は国家資格であるため、安定した収入とキャリアが望めます。また、活躍できるフィールドも幅広く、努力すれば高収入も期待できるでしょう。
しかし、柔道整復師として活躍するには、養成校選びがポイントです。国家試験対策やカリキュラムが充実している学校を選び、将来に向けて知識とスキルをしっかり身につけましょう。
参照:厚生労働省 職業情報提供サイト job tag 柔道整復師
当記事には令和7年賃金構造基本統計調査の結果引用時の内容を使用しています。

