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ニュース・トピックス

2013/06/20

平成26年4月「柔整トレーナー科」開講予定

東京柔道整復専門学校では、来年4月『柔整トレーナー科』の開講を

目指して、現在、関連省庁に認可申請をしております。

 

柔道整復師は、厚生労働大臣が認可する医療系国家資格であり、

ケガの治療を専門とする日本伝統の医療技術者です。

通称「ほねつぎ」とも称されます。骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などを

治療します。

 

スポーツトレーナーは、専門的にはアスレティックトレーナーとか

メディカルトレーナーなどと称されますが、文字通り、スポーツの現場で

アスリートをサポートします。体力や競技能力の向上と同時に、ケガ

の予防やケガからの早期復帰を促すことが主な役割です。

 

「柔道整復師」と「スポーツトレーナー」に共通するキーワードはケガ

です。柔道整復師は、ケガの治療が専門ですから、これまでにも

スポーツ選手のケガの治療に携わってきました。そんな経緯の中で、

治療したスポーツ選手たちからの依頼で、競技会場や練習に帯同

することもあり、自然とトレーナー的な活動に携わっていました。

柔道整復師は、『解剖学』『生理学』『整形外科学』『柔道整復学』など

基礎医学全般を勉強していますが、中でも筋・骨格系の知識が豊富

なので、アスリートが目指している体力・筋力・体位の増強や、無理

のない身体の使い方、効率的な身体の動かし方などのアドバイス

もでるので、スポーツトレーナーの機能を実質的に代替することも

可能なのです。

 

一方、スポーツトレーナーは、アスリートの体力増強や競技能力向上

を主に取り組みますが、どんな種目でもスポーツにケガは付き物で、

避けようがありませんので、ケガへの対処もトレーナーにとって重要

な課題なのです。『一流選手はケガが少ない』とか『ケガへの対処法

も一流の証し』と言われますが、そこに、スポーツの現場でアスリート

をサポートするトレーナーに、適切な医学知識や医療技術が求めら

れる理由があります。今やスポーツトレーナーに医療系国家資格の

取得は必要不可欠と言われています。

 

このような背景から、この度、本校では、柔道整復師の資格取得と、

スポーツトレーナー活動のエッセンスを学ぶ『柔整トレーナー科』を、

平成26年4月に開講することになりました。卒業後は、『KAT'Pro

(杏文アスレティックトレーナー養成講座)』で、トレーナーに関する

より高度な知識や技術の習得と同時に、一流の講師陣との交流に

より、その人的ネットワークを活用させて戴き、将来的なトレーナー

活動のきっかけづくりをすることが可能となります。