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ニュース・トピックス

2011/05/11

本校における『AO入試』の位置づけ

本校では、今年度のオープンキャンパスや授業見学など、来年度(平成24年4月)に入学を希望される方々向けの各種イベントが、本格的に開催されています。通算では、既に50名を超えるみなさんが参加されています。昨年度に比べると、少し出足が早いようです。大震災を含む様々な社会的不安要因が、早めの進路検討・選択に繋がっているのでしょうか?

そんな中で、参加された方々から『AO入試』に疑問を持たれている声が2~3聞かれましたので、本校の考え方を示しして、より合理的、より健全に受験して頂ければと思い、ひと言申し上げます。

一般的に、AO入試は安易な受験方法と受け止められているのが実情でしょう。大学生の質の低下の一因との論評も見聞きします。定員充足率の低い一部の学校で行われているAO入試では、確かに選考の基準や方法論でアイマイな面があるようですが、本校では、以下の主旨によりAO入試を実施しております。

(1)入学時は、学力より、"志し"、"真剣さ"、"目的意識"などの方が重要である。

本校で学ぶ主な学科目は、柔道整復関連と基礎医学(解剖学・生理学・病理学など)ですから、高校・大学までに学んだ科目との直接的な関連は多くはありません。殆どの新入生は初めて取組む科目であり、多かれ少なかれ戸惑うことになりますが、その時に必要となるのは、柔道整復師を目指す志しの確かさ、諦めない粘り強さ、資格取得後(卒業後)の自らの将来像などで、これらが明確であれば、辛い時、迷った時の支えになり、困難を乗り切ることができます。高校時代は部活に専念していて惨憺たる成績だった人でも、3年間辛抱強く頑張って、今では立派な柔整師となって活躍している卒業生が沢山います。彼らは「一生で一番勉強した」と言うコメントを残しています。

念の為付け加えますが、『高校卒業』は、専門学校への入学資格の一つですから、高校の勉強を全うすることが不可欠であることは申し上げるまでもありませんし、出席率や成績は、本校入試における選考の際の重要なポイントになります。                                  

(2)入学希望者が学校を、学校が入学希望者を、しっかりと確認できる。

本校では、入学を希望される方々に、複数回の来校と、いろいろな場面・角度から本校を見学・観察されることをお勧めしています。AO入試の方にも同様です。その都度、新たな発見がある筈です。学校としても、(1)に述べた観点から、入学希望の方と面談し、毎回面談者を変えて、動機・目的・入学希望に至った経緯など、可能な限りの情報収集をさせて頂き、本校入学に関する適性を判断させて頂きます。卒業時には、国家試験が控えていますので、入りたい人なら誰でも良いと言う訳にはいきません。途中で修学を諦めてしまうことになれば、学生にとって、それまでに費やした時間とお金が無駄になりますし、やる気のない学生が出てしまうと、クラスに与える悪影響も懸念されます。学生にとっても、学校にとっても、不利益となります。

(3)入学定員は120名なので、入学を希望される方々との面談に充分な時間が取れる。

本校では、一年間に募集する入学者数は、昼間部60名、夜間部60名の計120名だけですから、一人ひとりの方々と充分に時間をかけた面談をすることが可能です。数百人、数千人の募集をする大規模な学校などとは、AO入試の内容・質が全く異なります。

進路の検討は、将来に関わる重大な事柄です。特に、専門学校は、特定の職業分野における専門家を養成する教育機関ですから、入学と同時に将来の職業が限定されます。分野を絞り込み、学校を選択することには、慎重の上にも慎重を重ねて検討されることが必要です。入試とは、そのようにして決めた学校に入学する為の手段・方法ですから、それ自体には、あまり拘る必要はないでしょう。分野・学校の選択が定まったのであれば、『AO入試』でチャレンジされては如何でしょうか?

今年度の『AO募集エントリー』は、6月1日(水) 受付開始となります。

詳しくは、ホームページ『AO早期募集について』  http://kyobun.ac.jp/nyugaku/ao.html   をご覧ください。