総会出席に合せて「各代の同期会も一緒に開催しては･･･！」との主旨です。本校の卒業生（同窓生）は、ほぼ全国の各都道府県に在住しており、同期会と言っても簡単に招集しづらい面もあり、このような形での開催となっている訳です。因みに、55期の諸君は、総勢10名以上が集まっていたので、同期会開催奨励金として金一封が授与されました。

今年の記念講演は、岩崎由純先生「元気・勇気・活気を引き出すトーク術」でした。岩崎先生は、NATA（全米アスレティック・トレーナーズ協会）の公認トレーナーの資格であるATC（Athletic Trainer,Certified）を取得されています。この資格保持者は、アメリカ国内では準医療従事者として認められます。また日本体育協会の公認アスレティック・トレーナーでもあられます。自らトレーナー活動を実践されながら、トレーナー育成にも尽力されています。

ペップトークとは、スポーツ現場で生まれたショートスピーチで、選手を鼓舞し最高のパフォーマンスを引き出すための術で、特に集団スポーツの指導に活かされているようです。その概念は、スポーツ分野だけに留まらず、会社や団体などの組織を管理・垂範するマネッジメントにも活用できるものです。何気ない一言に込められた意図が、相手を励ましたり、逆に萎えさせてしまったりと正反対に作用する言葉遣いの怖さと凄さを実感できました。内容は勿論の事、聴衆を取り込む軽快・軽妙な語り口で、予定の2時間があっと言う間に過ぎました。 

講演会修了後は、懇親会が開催されました。

懇親会の最後には、これまた豪華景品の数々で評判の高い抽選会が行われました。今年はハズレが無く、末等は「スクラッチくじ」でした。良い商品がどんどんと当ってしまう中でやきもきしながら最後まで当らずにいた約80名の人々は、配られたスクラッチくじを前に、起死回生の50万円を狙って早速くじの表面を削っていましたが、会場のあちらこちらからタメ息が漏れていました。それでも、くじを手にした時の期待感は楽しく夢が持てた一瞬でした。企画の勝ち！